DPの遊び方、そしてDPを遊ぶことによるその効果
ずいぶん間が空いてしまったが久しぶりにIIDXの話題でも。今回は攻略的な話ではなく「DPの何が面白いか」や、そこから「どういう人にDPが向いているか」について書いていこうか。
なんで更新が停滞してたんですかね。
COJやってたから。
じゃあCOJブログにしちゃえばよくないっすか。
そうすると、どこから影響受けたのかバレちゃうだろ。
そっか。あと、私たちの文章の文字色変えるのはやらないんですか。
やめた。めんどいから。
はい
じゃあ本題に入るぞ。
今回は
この3点でいくぞ。
無理やり文字数揃えたでしょ。
うるさい。
ところで、こういうのって普通、「DPに向いている人」から説明して、その理由として「DPの面白いところ」を記述するもんじゃないですか。
まあそうも思ったんだけどな、「向いている」と言ったって、DPをやるかどうか、SPとのプレイ比率をどうするかは個々人の自由だから、あまり押し付けがましくなるのも良くないし、とりあえずは魅力を知ってもらってからかな、と。
なるほど、じゃあ余談はこれぐらいにして本題に入りましょう。
お前が逸らしたんだろ。
【DPの面白いところ】
DP特有の面白さって結局なんなんですかね。
しょっぱなから核心を突いてくるなぁ。カタクチイワシbotは「人と違うことをしている感覚」「SPもやる人なら、遊べる量が2倍になるという事実」「DP特有の譜面」がDPをやるメリットだと言っているぞ。1つずつ説明していこうか。
「人と違うことをしている感覚」……正直ちょっと、うわぁ……、って感じですね。
まあでも「俺TUEEE」ってなるのも悪くないだろ。
実際はそんなに難しくないっていうのは以前の記事でも説明した通りですけど、見た目がやっぱり派手ですからね。
そうだな、詳しくは上の2つの記事を参考にしてくれ。予め言っておくと、この記事にしても上の記事にしてもそうだが、基本的にカタクチイワシbotの主観だからな。
まあ、新しいゲームを始めたばかりの頃は誰だって難しく感じるものですが、DPはGUIなどがSPと共通なので、そんなにハードルは高くないはずだと思いますよ。
うむ。次に、「遊べる量が2倍になる」という部分だが、まあつまり、同じゲームシステムだと思えば、2倍楽しめると言ってもいいようなものだ。
SPしかやらない友達に勧めると「SPも満足にできないのにDPなんてやってられない」と言われちゃったりしますけどね。それはその人の考えなので尊重していますが、そういう人でなければぜひ一度やってみてもらいたいなぁと。
何を隠そうカタクチイワシbotのSPの腕前は九段程度だからな。「SPがダメでDPに逃げてきた」タイプのプレイヤーだ。
最初は気分転換程度のつもりだったのが、やってるうちに楽しくなってきてこっちがメインになっちゃったんですよね。まあメインで数年やってるなら、十段程度でこんなブログ書いてないでいい加減皆伝取れよという話もありますが。
まあ成長の度合いは人それぞれだからな。自分への戒めとして言う分には構わないが、他人の腕前をあげつらってどうこう言うようなことは絶対にやめろよ。
はい(わざわざ釘を刺すってことは心の中では色々思ってるでしょ絶対……)。
(その話を始めたら泥沼だからやめような)で、遊べる量が2倍になるということは、プレイにかける時間も2倍になるということだな。もしくは今までと同じ時間でプレイしようとしたら、それぞれの密度は単純計算で半分になる。
そうですねぇ。だからさっき言ったとおり、「SPを極めたい」という人には向かないかもしれません。
だが、DPをやってみて、「SPで伸び悩んでストレス抱えるよりは、新しい遊び方で楽しめた方がいい」と思うこともあるかもしれないからな。だから、SPに強いこだわりがあるのでなければ、やってみることを勧めたい。
なんかSPにこだわってる人を暗に批難するような書き方になってるように見えちゃうかもしれませんが、そういうつもりはないですからね。これは本当に。
さて、最後の「DP特有の譜面」だが、正直これが一番具体的で大事な話だな。
「DP特有」ってやたら言いたがるけど、結局どういうことなんですか?
以前の記事でも触れているが、DPには「片方はリズム、もう片方はメロディ」という譜面のパターンがあるだろ。あれの他に、「左右交互の乱打」「左右対称」「左右で同じ配置」などの特徴的な要素がある。
なるほど。そういえば、「左右対称」や「左右で同じ配置」はランダムオプションを使うと崩れてしまいますが、「リズムとメロディの分業」「交互乱打」はオプションを使用しても変わらない要素ですね。
ああ。DPはいわゆる「隣接皿」「無理皿」の都合で、多くのプレイヤーにとって、SPよりもランダムオプションを使用する頻度は少ないと思われる。実際カタクチイワシbotも、基本的に正規譜面しか触らないプレイヤーだ。
革命……
とかは流石にランダム使うけどな。ついでに、右利きだからフリップも使うぞ。むしろフリップした上で右(元・左)だけにランダムをかけるのがやり易いと思っている。
でも革命の譜面って、そもそもがピアノの譜面をイメージさせるようなものなんですよね。だからランダムを使うのは美観を損ねるんじゃ……
まあそれはそれ、これはこれだろ。正規譜面の面白さもDPの一つの魅力で、例えばKAMIKAZE DPAなんかもすごいが、実際にプレイしやすいかどうかはまた別問題だからな。
そうですねぇ。実際交互乱打とかはランダムにするとまた新しい楽しさがありますし。
そうだ。慣れてくると、譜面を凝視しなくても身体が自然と動くようになってくるが、それもまた楽しいな。
この前のカタクチイワシbot、筐体にかじりつくように必死にプレイしてましたよね。
それはそれ、だ。曲によりけりだな……見えてても必死に押した方が光るんだったら必死にもなる。
【DPに向いている人】
向き不向きとかあるんですかこれ。
正直あるようなないような、微妙なとこだ。だから「勧めたい人」と「勧められない人」に分かれるかもしれん。
じゃあ最初からそう表記すればよくないですか。
それはそれ、だ。
で、じゃあ具体的にどういう人には勧めたいんですか。
ざっくり言うと「トロフィーコンプなどが好きな人」だろうか。逆に、「タイムアタック・スコアアタックが好きな人」には向かないかもしれない。
そのこころは
DPは高難易度の譜面がSPに比べても多い。しかもその高難易度たる所以が様々だ。だから、SPの同じ曲の譜面と比べてスコアが出しにくい曲もそれなりにある。もちろんスコアが出しにくい曲があるということ自体はSPにも言えることだが、正直なところ、DPではその対策がSPより難しいのはあるだろう。
ちょっとイメージが浮かばないんですけど、例えばどういうことですかね……?
Fascination MAXXって曲があるだろ。序盤がものすごい低速で降ってくる部分や、ピアノの高音で同じフレーズを繰り返す部分は分かるか。
37小節目ですね。
ああ。まずこの辺りでのハイスピードの調整、いわゆるギアチェンが難しいのはSPでもDPでも同じだが、ギアチェンしなかった場合の難しさはDPの方が上だろう。
あー……確かに、画面が横に広い分、遅すぎる譜面は認識しづらいですね。
そうだ。しかも37小節目は配置が片手ずつに偏っているから、ランダムオプションを使うと、たとえギアチェンしていたとしても押しにくさは中々のものだ。SPでも押しにくい配置が降ってくることはあるだろうが、DPでは「片手で捌かなければいけない」ということ自体が変えられないからな。まあ、上達していけばこのあたりに感じる難しさの差異も小さくはなってくるだろうが、挑戦段階だと厳しいのは確かだろう。
そういう部分で、スコアに対するこだわりがある人だとストレスを感じてしまうだろうからあまり勧められない、ということですね。
ああ。もちろん、上達すれば綺麗に光らせることができるようになるだろう。ただ、そこまでの道のりがSPとは違うから、そこに戸惑ってしまうだろうな。どちらが難しいかというのは分からんが、違いがあるのは確かだ。
逆に、そこにこだわらない人や、とにかくいろんな遊び方を楽しみたい=トロフィーをコンプするような遊び方をしたい人にはオススメってことでいいんですね。
そういうことになるな。
【DPをやるメリット】
メリットなんてあるんですか? そもそもメリットを求めてやるものかどうかもよくわかんないですけど。
これも、あるようなないような、だなぁ。何をメリットだと思うかは人それぞれだし。
さっきから弱腰ですねー
あんまり強く勧めたところで、「やったけど全然分からない。楽しくなかった。」と言われるのが辛いからな……
なるほど。というか言われたことあるんですか。
ない
じゃあガンガンいきましょう
というのは無理にしても、まあ「DPをやるとこんないいことがあるよ」というのは伝えられたら、な。
いちばん最初の記事に書いた「痩せるよ」「みんなやってるよ」ってやつですか。
ちょっと趣旨が違ってくるだろそれ。
はいはい。で、結局どんなメリットがあるとカタクチイワシbotは言ってるんでしたっけ。
「遊べるコンテンツが増える」のが一番だと思うぞ。
「面白いところ」で挙げてたことですね。
うむ。例えばイベントで追加曲が5曲きたとしよう。SPの上級者ならその5曲のANOTHER譜面ぐらいしか触らないかもしれないが、DPもやるプレイヤーなら少なくとも10譜面は遊べる譜面が増えることになる。
GOBBLE……
それは例外だ。むしろHYPERのあのヤバい譜面と追加ANOTHERで中々手ごたえのある譜面との二つが楽しめて、よりお得だろ。
SPでもLv12ぐらいしか触らないプレイヤーって結構いますからね……まあこれも仕方ないことだとは思いますけど。同じお金をかけて遊ぶなら、練習になる難しい譜面だけをやりたいという気持ちも分かりますし。
まあな。でも、カタクチイワシbotのように「毎作ごとに全曲のANOTHER(もしくはその曲でいちばん難しい)譜面を1回ずつはやる」というプレイヤーなんかだと、今ではもう1000曲以上が収録されているから、とんでもない数のコンテンツが目の前に積まれていることになるわけだ。
正直そろそろちょっとしんどく感じてきてることは内緒です。
それなんだよなぁ……でも、DJ Pointが増えていくのを見るのも楽しいし、そのためならこの程度の苦労は厭わないさ。
確かに、SPもDPも全曲プレイしているとDJ Pointが尋常じゃない数値になりますね。
ああ。それが「トロフィーコンプが好きな人」にとってはメリットになるんじゃないかと。
DJ Pointが上がっていくのを見ているのは、高まるコンプ率を見ているのに似たような楽しみがありますね。
流石に理論値が出るようなゲームではないから100%とまでは言わないが、数字を増やすためにできることの選択肢が増えるのは悪くないことだと思うぞ。
ですね。他にはどんなメリットがあるんですか?
ない
え?
ないよ
……
さっきも言ったけど、人それぞれだからな。誰にとってもメリットと言えるのはそれぐらいなんじゃないだろうか。それも、「トロフィーコンプが好きな人」前提だし。
まあ……そうですね。
でもまあ、気分転換になるってのはあるかもしれませんよ。
まあそうだな。
「SPを極めたい」という人にも、別のゲームだと思ってやってみてもらいたい、っていう思いはちょっとありますね。まあ、別のゲームすらやらずにSPに集中したいというのであれば無理にとは言いませんが。
別のゲームというのは確かに一理あるな。同じゲームなようで別のゲーム。別のゲームのようで同じゲーム。これはIIDXのSPとDPに限った話ではなく、他のゲーム全般に言えることだが、「目的と違ったことをしていても、その経験が本来の目的を達成するために必要なことの糧になる」というフィードバックはあると思っている。
逆説的かもしれませんが、たとえばポップンのポップくんの表示設定をビートポップにすると格段に見やすくなる、とかいうこともありますしね。
カラフルなポップくんよりも、IIDXと同じ表示の方が見易いんだよな。だから、ポップンをプレイしているけどIIDXはやったことがないという人で、オジャマありの対戦でビートポップやラブリーを苦手としている人は、IIDXをやってみると、ポップンにもいい影響があるかもしれない。
それと同じようなことがSPとDPにもあるといいんですけどね。カタクチイワシbotの実感としてはそのへんはどうなんでしょう。
……まあ、多少指が器用に動くようになったぐらいかな……?
その程度の感覚だと、自信を持ってメリットがあるとは言えないかもしれませんね。
だから弱腰なの。
というわけで話題も尽きてきたしこのへんにしておきましょうか。
そうだな。ところでお前の名前なんていうんだっけ。
パコです、パコ。
知ってるよ。ていうか結局パコでいいんだっけ。
は?
それでは皆さん、またいつかお会いしましょう。
ちなみに私の名はエヴォリューションです。覚えてね。